勃起の角度や硬さが衰える原因と自覚症状が表れた後の対策について

勃起の角度や硬さに以前のような元気が見られなくなったと感じる方は40代以降から増えてくる傾向があります。

  • 最近朝勃ちしなくなった。
  • 勃起はするけど萎えるのが早い。
  • 以前と比べて硬さがイマイチ。

もしそのような傾向が感じられたら勃起障害であるEDの可能性を疑って早期に医療機関に相談するなどの対処が必要があります。

その理由としてはEDは精神的影響も大きく、若年層の方でも発症する恐れがあり、気にしたり悩んだりするほど症状の悪化を招いてしまうからです。

ここでは勃起の角度や硬さが衰える理由や、EDの自覚症状が表れた時の対策についてお伝えしていきます。

まずはEDの基礎知識を押さえておこう

EDという言葉を聞いたことはあるかと思いますが、実際にEDがどのような症状のことを指すのか、正確に理解できている方は少ないかと思われます。

勃起不全、EDと聞くと完全に勃起しない人をイメージしがちですが、実は挿入中に萎える中折れなどもEDの一部です。

実は日本人男性の約5人に1人が何らかのEDの症状があると言われていて、決して珍しい症状ではなく誰にでも起こりうるものと認識しておくようにしましょう。

勃起の角度が衰える原因

勃起の角度が衰えてしまう原因として影響が大きいのが加齢です。

勃起の角度は陰茎堤靭帯と呼ばれる恥骨とつながった靭帯がペニスを引っ張り上げることによって決まりますが、加齢と共に緩んでくる傾向があります。

一度緩んでしまった靭帯を鍛えることは困難であり、その影響から勃起の角度の改善も困難になってしまいます。

EDを引き起こす主な原因について

1 加齢


EDの原因として最も顕著なのが加齢による衰えです。

ABCクリニックにご相談に来られた患者様でも40代に突入したあたりから中折れなどの中等度のEDが急激に増加し、70代になるとおよそ7割以上の人が中等度もしくは完全EDの症状が傾向として見られることが確認されています。


また、後述する生活習慣病や食生活の影響も加齢が進むにつれて受けやすくなります。

定期的な検診や健康チェックを行うようにして気をつけるようにしましょう。

2 糖尿病


糖尿病は器質性EDの代表的な存在で、血管障害を引き起こした糖尿病患者のED併発率は8割を超えるとまで言われています。

糖尿病の進行具合によっても違いますが、血流の循環に大きく影響を及ぼしますので血糖値の数値に不安がある方は注意が必要です。

3 肥満・運動不足


肥満や運動不足も陰茎への血流に大きく影響を及ぼします。


肥満や運動不足はEDだけでなく生活習慣病の大きな要因の一つでもありますので、適度な運動を行い、
暴飲暴食や偏食を避けるようにしましょう。

4 心血管疾患および高血圧


血流に大きな影響を及ぼす心血管疾患や高血圧もEDの原因として多い症状として知られています。


血行動態などのバランスが崩れることでEDを発症すると言われていて、血管が固くなることで起こる動脈硬化も注意が必要です。

動脈硬化は血液の流れがスムーズに行われなくなり、ペニスである海綿体への血流にも影響します。

5 喫煙

喫煙も血流を悪化させる要因の一つで、海綿体の血管の健康状態を維持する血管内皮機能に障害を起こす可能性があります。

EDだけでなく他の疾患を引き起こす原因にもなりますし、加齢とは違って自分でコントロールが可能です。

いきなり禁煙することが難しい場合でも徐々に本数を減らすなど改善するようにしましょう。

ED治療薬に対するよくある誤解

EDは睡眠や喫煙などの生活習慣を見直すことで改善できる可能性がありますが、最も早期改善が期待できるのがバイアグラに代表されるED治療薬の服用です。

ED治療薬と聞くとどうしてもずっと服用しなければいけないといったイメージを抱く人も少なくありませんが、決してそのようなことはありません。

健康的な生活習慣に治療薬を加えていくことで効果は上がりますし、症状の改善が見られたら服用を止めても大丈夫です。

専門医と相談しながら調整していくことで、勃起力の改善効果を期待できます。

代表的なED治療薬については、以下の3つが挙げられます。

バイアグラ(シルデナフィル)


ED治療薬で最も有名なのがバイアグラです。

バイアグラは血流を促進する効果があり、勃起力をサポートしてくれるシルデナフィルが豊富に含まれていて安全性も高いED治療薬と言われています。

服用することで勃起力がアップしてしっかりとした硬さも取り戻すことが期待できますが、アルコールを多量に摂取すると十分な効果が得られませんので注意しましょう。

シアリス(タダラフィル)

バイアグラほどED治療薬として有名ではありませんが、シアリスもED治療薬としてよく使われています。

シアリスの主な特徴としては勃起の持続時間が最大で36時間と長いことで、勃起だけでなく排尿障害や高血圧症の改善治療にも効果が認められて幅広く活躍中です。

お酒や食事の影響も受けにくく、副作用が少ないED治療薬として人気があります。

レビトラ(バルデナフィル)

レビトラは3つのED治療薬の中で最も即効性が高いと言われていて、個人差はありますが服用から約15分程度で効果が発揮されます。

勃起力や硬さも十分発揮できて持続時間も4〜5時間と安定していますので、性行為目的では最も使いがってが良いED治療薬です。

ただし、他の薬との使用禁忌や注意事項も多いため、医師の指示に必ず従って使用して下さい。

EDは悩めば悩むほど悪化する。まずは早めの相談を

この記事では勃起の角度や硬さに関係するEDの原因と対策についてお伝えしました。

EDの原因には加齢が大きく関係し、加齢と共に勃起の角度や硬さが衰えてしまいますが、生活習慣や疾患も大いに影響してきますのでまずは生活習慣を見直すようにしましょう。

暴飲暴食や喫煙、適度な運動を習慣的に行い、マカアルギニンなど血流促進に効果のある成分が多く含まれた食材やサプリメントを活用していく方法も効果的です。

それでも効果が感じられない、早期に勃起改善したい方は専門クリニックに相談して必要に応じてED治療薬を処方してもらいましょう。

EDは長引くと精神的にもダメージが大きく、どんどん進行していき若い年代の方でも完全に勃起しないEDに発展する恐れもあります。

EDは誰でも起こりうる症状ですので、恥ずかしがらず早めの相談をすることが大切です。

ABCクリニックではED治療のご相談以外にも包茎治療や早漏治療などペニス全般のお悩みに関する治療のご相談を承っております。

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